エッジ型データセンターを展開するモルゲンロット株式会社、森林管理&測量領域のDXを行う株式会社マプリィと事業提携
モルゲンロット株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO 井上博隆、以下モルゲンロット)は、株式会社マプリィ(本社:兵庫県丹波市、代表取締役 山口圭司、以下マプリィ)と「山林やスマート測量の3次元データの高度利用」について、「再生可能エネルギーを利用したエッジ型データセンターにより達成すること」を目指す事業提携を実施致しました。
マプリィは、森林情報を一元管理し、森林調査・林業のスマート化、測量、防災等を効率的に行うためのアプリケーション「mapry」(https://mapry.jp/)を提供しています。
これまで効率的なデータ取得・活用がされていなかった森林管理において、GISアプリケーションを提供している他、iPad等に搭載されているLiDARなどのリモートセンシングを用いて3次元情報を低コストで取得するサービスを提供しており、地方自治体、林業事業者、インフラ関連企業の皆様にて幅広く活用され始めています。
今回の事業提携により、マプリィが持つデータ・情報処理システムと、モルゲンロットの持つ計算力を組合せ、迅速かつ高度な解析とソリューション提供を実現します。
例えば、
・マプリィが取得する測量データを元に測量、防災シミュレーションの実現
・木材生産から流通までを計算力とブロックチェーン技術を活用したトレーサビリティの構築
等の提供を検討していきます。
また、一次産業に対してビッグデータやAIを活用することにより新たな市場開拓、価値の向上を狙うと共に、全国の自治体やインフラ関連会社、測量会社が抱える森林管理・防災・環境保全・地方創生等の課題に、テクノロジーで解決策の提供を目指します。
モルゲンロットは、「コンピューティングパワーを世界中の誰にでも」をビジョンに掲げ、クラウドで計算力をソリューション提供する会社です。必要なところに再生可能エネルギーや余剰電力から作られた計算力という資源を世界中の誰にでも届けることで、無駄の無い環境に優しい最適な生活が出来ると信じています。
自社で開発したGPU分散処理ソリューションを活用して電力を計算力に変換する「ハードウェアの構築、販売、運用、保守」と、大規模な計算力を必要とする企業に「GPUクラウドサービス Morgenrot Computing Power Pool (M:CPP)」、「高速レンダリングサービス Morgenrot Render Pool」を提供しています。技術を愛し、大規模な計算力を効率よく運用する技術、ブロックチェーンを活用した信頼性の高い分散技術等を有しています。