【活用事例】北海道大学さま
先端的画像解析技術の共同研究契約を締結
北海道大学 理学研究院 地球惑星科学部門 進化古生物学研究室では、人の視覚的認知限界を超えて物体の内部構造を可視化できる次世代のトモグラフィーソリューションの実現を目指し、19Kを超える超高解像度断層像データを生成する次世代トモグラフィー装置*の開発に取り組んできました。
しかしながら、同装置で生成する3Dデータが余りにも大規模であるため、スーパーコンピュータを含む国内最高水準の計算資源においても、3Dモデルの可視化において、さまざまな課題がありました。
共同研究では、北海道大学がトモグラフィー装置で取得した超高解像度データを提供し、Morgenrotが独自の先鋭的な画像解析技術によって超高解像度3Dモデル化ソフトウェアの開発を行うことで、次世代のトモグラフィーソリューションの実現に取り組みます。
本研究の成果は、地球惑星科学から医学,産業分野まで、極めて広い範囲での応用が期待され、様々な分野の構造的課題の解決に貢献します。
*断層映像法.CTスキャナなど試料内部の物性分布を調べ,内部を可視化する方法.